日本ラカン協会機関誌第15号「特集:欲望の弁証法」に論文を寄稿しました。
原和之,「アンテ・アンチ・オイディプス」あるいはもう一つの「オイディプス」─ラカンの「欲望の弁証法」とドゥルーズの「動的発生」,『I.R.S.――ジャック・ラカン研究』,第15号, 2017年3月,pp. 25-66.
2015年の協会シンポジウムでの発表「ラカンにおける「欲望」とその「対象」: 「エディプス」的布置とその再編成」をもとに、発表では簡単に触れるにとどまった、ドゥルーズに関する部分を書き加えたものになりました。発表時にいただいたコメントや質疑のおかげで、ドゥルーズについても踏み込むことができたように思います。ご参加いただいた皆様に、改めて御礼申し上げます。
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