下記の共著が出版されました。
(分担執筆) 原和之,荒谷大輔,福田大輔,今関裕太,『詳解 ラカン『サントーム』:ジョイス・結び目・精神病』,福村出版,2025年9月,448 p.(「はじめに」(pp. iv-viii)および第1講(pp. 1-49),第3講(pp. 75-97),第6講(pp. 161-188),第9講(pp. 239-270)を担当.)

週刊読書人(2025年8月22日)に、フロイト『性理論のための三論文(一九〇五年版)』(光末紀子訳)の書評を掲載しました。
https://dokushojin.net/news/1059/
全文はこちらから。
パリ・ナンテール大学に提出されこの3月に審査を通過した長谷川朋太郎氏の博士学位論文« Totalité, sens et structure. Gilles Deleuze, de l’histoire de la philosophie à la philosophie structuraliste (1954-1969) » (「全体性・意味・構造-ジル・ドゥルーズ、哲学史から構造主義の哲学へ(1954-1969)」)について、下記リンク先の要領で報告会を行いますので、どうぞ奮ってご参加ください。
鹿児島県・伊敷病院の阿部又一郎先生のご尽力で、下記講演会が7月27日(日)の17時から駒場で開催されることになりましたのでお知らせします。
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夏季特別セミナー
「精神分析とサイバネティクス:ラカン・マシンへの回帰 」(Psychanalyse et cybernétique: retour sur les machines de Lacan)
講師:ロナン・ルルー(Ronan Le Roux)氏(パリ大学東クレテイユ校(Université Paris-Est Créteil)情報コミュニケーション科学 准教授
日時:2025年7月27日(日)17時~19時
会場:東京大学駒場キャンパス(最寄駅:京王井の頭線・駒場東大前駅)18号館4階コラボレーションルーム3
形式:ハイブリッド形式(オンライン参加ご希望の場合は下記画像のチラシのQRコードからご登録ください)
使用言語:フランス語(パワーポイント資料の日本語訳を配布予定)
イギリスのエセックス大学で開催された国際精神分析哲学学会(SIPP/ISPP)の2025年大会「自然とその不満(Nature and Its Discontents)」で、6月27日に仏語の発表「L’Avenir d’un symbole: le dernier Lacan et la question du choix d’objet sexuel(ある象徴の未来:後期ラカンと性対象選択の問題)」を行いました。大会のプログラム等はこちら。
下記の仏語論文およびその英訳を発表しました。
Kazuyuki Hara, « Théorie, dialectique, fantasme: la sexuation comme le prolongement des “théories sexuelles infantiles” par d’autres moyens / Theory, Dialectic, Fantasy: Sexuation as the Continuation of “Sexual Theories of Children” by Other Means”, Recherches en psychanalyse / Research in Psychoanalysis, Vol. 37(2024), février 2025, pp. 83-100. [https://doi.org/10.3917/rep2.037.0083 (Texte français)] [https://doi.org/10.3917/e.rep2.037.0083 (English Translation)]
精神分析における「理論」の二重のステータスから出発して、ラカンが設定した枠組みに沿いつつ、《エディプス》的なプロセスを、〈他者〉の不在の原因としてその欲望を想定しつつ行われる一連の「理論」的試行錯誤として読み解くと、そこには性的多様性を包摂する「理論」的な可能性が見えてくる、という趣旨の論文となりました。ご高覧いただけましたら幸いです。
3月9日に開催される教養教育高度化機構シンポジウム2025「多様性と安全(Diversity & Safety)」で、「精神分析と性的多様性:『理論』の果たす役割」というタイトルの講演をさせていただくことになりました。ハイブリッドでの開催となります。下記リンク先のホームページから参加登録が可能になりましたので、ご関心の方はぜひお運びいただけましたら幸いです。
下記の論文が『哲学雑誌』に掲載されました。
原和之,「生成を語る―精神分析と哲学―」,in 『哲学雑誌』第138巻811号,哲学会/有斐閣,2024年10月,pp. 25-44.
昨年11月のシンポジウム「「世界哲学」という視点」での発表を論文化したものです。世界を見渡してみると、精神分析と哲学の間にはさまざまな関係性がありうることがわかりますが、その具体的な事例として20世紀前半のフランスを取り上げ、アレクサンドル・コジェーヴとラカンによる共同執筆の企てとその挫折を入り口に、「欲望の欲望」を理解する二つの仕方が、生成を語るという共通の課題に関して、哲学と精神分析で異なった取り組みを生んでいるということを示そうとするものです。論文の最後では、この差異が今日も問題になることを示すため、アクセル・ホネットによる精神分析理論の援用に対するブラジルの哲学者ウラジミル・サファトルの批判を簡単に紹介しました。ご高覧頂ければ幸いです。
総合文化研究科地域文化研究専攻への入学希望者向けに、この土曜日、10月12日の10時からオンラインの入試説明会が開かれます。個別の質問にも全体の説明会後の小地域ごとのセッションで対応しますので、ご関心がおありの方はぜひこの機会をご利用ください。詳細は以下をご参照いただければ幸いです。
今月に発行される日本ラカン協会の論集『I.R.S.―ジャック・ラカン研究』第23号に、以下の二点を寄稿しました。
・原和之,「日本ラカン協会連続セミナー:『エクリ』を読む」について,『I.R.S. ―ジャック・ラカン研究』,第23号,2024年9月,pp. 131-132.
・原和之,「無意識における文字の審級,あるいはフロイト以降の理性」解説,『I.R.S. ―ジャック・ラカン研究』,第23号,2024年9月,pp. 203-232.
