論文「「肖像」のエゴ‐イズム―ジョイスとラカン」を白百合女子大学言語・文学研究センター編、井上隆史責任編集『アウリオン叢書20 身体と身体:パフォーマンス・身体・精神分析』(2021年3月)で発表させていただきました。同大学におけるオムニバス講義でラカンのセミネール『サントーム』を紹介した際に井上先生からいただいた質問「「補正エゴ(ego correcteur)」の図(下図)をどのように理解すればよいのか」に対する、私なりの応答の試みです。ご質問から出発して調べる中で私としては様々な発見があり、この議論をもう少し先まで延長できないかと考え始めています。機会をいただいた井上先生に改めて御礼申し上げます。

2021年度向けの大学院入試について、専攻の説明会が11月7日11時よりオンライン(要事前登録)で開催されますのでお知らせします。詳細は下記をご覧ください。
http://ask.c.u-tokyo.ac.jp/index.html
なおこれとは別に、研究室訪問(オンライン)は例年同様願書提出までは可能ですので、ご希望の方はkzykhar[a]netscape.net ([a]を@に置き換えてご利用ください)までご連絡ください。
『I.R.S.―ジャック・ラカン研究』19号に以下の論文を掲載しました。
原和之,「反哲学」としての精神分析 ─バディウによる「ラカン」,『I.R.S.―ジャック・ラカン研究』,第19号,2020年9月,pp. 39-68.
昨年12月の日本ラカン協会大会シンポジウム「フロイディズムと哲学」での、バディウのセミネール『ラカン』をめぐる提題をもとにしたものですが、その時は時間の関係で言及できなかった、やはりバディウによる聖パウロについてのセミネールの議論を検討することを通して、フロイディズムの「再考/再興」としてのラカンの位置をあらためて明確にする、という趣旨の論文となりました。ご一読いただければ幸いです。
ことし進学選択を迎える二年生向けのフランス研究コースのガイダンスを連休明けから行いますのでご案内します。ガイダンスはZOOMになります。こちらから参加登録ができます。
http://france.c.u-tokyo.ac.jp/2020/04/28/guidance/
またフランス研究コースについての基本的な情報は、下記からご覧いただけます。
http://france.c.u-tokyo.ac.jp/presentation2020/
皆様のご参加をお待ちしています。
2020年3月1日に開催された成蹊大学の遠藤不比人先生主催のワークショップ “Psychoanalysis, Literature and Film Redefined: Dialogues with Professor Jean-Michel Rabaté” で、口頭発表 “The Other “Track” of the Dialectic of Desire in Haruki Murakami’s 1Q84″ を行いました。
12月8日(日)午後二時半より、専修大学で開催される日本ラカン協会大会シンポジウム「フロイディスムと哲学」で提題「哲学の複視(ディプロピア):バディウによる『ラカン』」を行います。詳細は下記よりご覧ください。
http://slj-lsj.main.jp/congres.html
Jean-Michel Rabaté (ed.), Knots: Post-Lacanian Psychoanalysis, Literature and Film, Routledge, 2019 に “Chapter 8 Deconstructing the Oedipus Complex: Kenzaburo Ôe and Haruki Murakami on the Way to a Theory of Global Culture” を寄稿しました。

『フランス哲学・思想研究』第24号(2019年)に松本卓也著『享楽社会論』(2018年、人文書院)の書評を掲載しました。こちらから pp. 309-313 をご覧ください(pdfファイルが開きます)。
バディウ『ラカン:反哲学3 セミネール1994-1995』の翻訳を法政大学出版局より公刊しました。
http://www.h-up.com/bd/isbn978-4-588-01100-9.html
8月25日に東京大学本郷キャンパスで開催される哲学/倫理学セミナー「荒谷大輔著『ラカンの哲学 哲学の実践としての精神分析』合評会」に参加させていただきます。詳細は下記をご覧下さい。